[資格] G検定 2020#2

G検定とは、ざっくりいうと機械学習ディープラーニングの基礎知識を問う資格です。
https://www.jdla.org/certificate/general/

2020/7/4(土)にオンライン※で受験しました。
2時間で200問。
※G検定はコロナ関係なくオンライン受験です。
カンニングOK。というかカンニング前提の難問がたくさん出ます。

今回は受験料が半額(6,600円)ということもあって、軽い気持ちで受けた人も多かったようです。

個人的にはそこそこ手ごたえがあり、読後感ならぬ充実した受験後感を味わって久しぶりにのんびりしていたのですが、
後日ツイッターで#G検定のハッシュタグを見ると、今回はかなり難しく阿鼻叫喚だったとのこと。

(ただ、手ごたえがあったと言っておきながら落ちていたらだいぶ恥ずかしいですが、平均点が低いなら低いなりに合格者数は調整が入る(合格ラインは非公開のため)と思うのでたぶん大丈夫・・・と思いたいところです)

以下、自分の受験記録を残します。

申し込み

個人で申し込みました。
支払いはクレジットカード。
会社で団体単位の応募もできるようです。
 

勉強期間

約3週間前(6/16開始→受験7/4 )から勉強を始めました。
6/16に開催されたG検定のオンライン説明会でモチベーションが上がって始めたかんじです。
それまではほぼまったく手付かずでした。
勉強を始めてからは一日最低1時間は本を読んだり問題を解いたりしてました。
普段休日はダラダラ過ごしていたのですが、この勉強のおかげで何かやる癖がついたのは副産物としてすごくよかったと思っています。

勉強材料

本とイーラーニングです。※過去問は公開されていません。

本は2冊です。※アフィありません 
・深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト 
深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト | 浅川 伸一, 江間 有沙, 工藤 郁子, 巣籠 悠輔, 瀬谷 啓介, 松井 孝之, 松尾 豊, 一般社団法人日本ディープラーニング協会 |本 | 通販 | Amazon
・徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集
徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集 | スキルアップAI株式会社 明松 真司, スキルアップAI株式会社 田原 眞一, 杉山 将 |本 | 通販 | Amazon

イーラーニングはzero to oneという会社の、試験実施団体から公式認定を受けた講座です。
以下2つを受講しました。
人工知能基礎コース(ビデオ学習)
・G検定実践トレーニングコース(問題演習)

私が申し込んだときは44000円だったのですが、その後半額セールをやっていてショックでした・・・

勉強方法ざっくり

1週間:公式テキストを読む
0.5週間:人工知能基礎コース(ビデオ学習)
1.5週間:G検定実践トレーニングコース(問題演習)

勉強方法詳細

事前に合格した人から、ざっと知識をひととおり読んだら問題演習を繰り返したほうがいいと聞いていたのですが、
本の浅く広くにてこずり、テキスト読んだりビデオ学習に時間を使いました。
テキストは1回目はかなり理解に時間がかかりましたが、2回目、3回目と色のついた重要単語を拾い読みするだけでも、
言葉の意味とつながりが見えてきて、だいぶ理解度はUPした実感がありました。
イーラーニングの問題演習は、最後の模試をやる前にもう一度最初からおさらいの意味で一通り通して演習しなおしたのが非常に効果的でした。
そのおかげで、イーラーニングのコースの最後にある模試で正解率98%くらいまでいきました。
文系だったため行列が少しとっつきにくくいまいち覚えられなかったので、当日は行列計算サイトを開いて横に置いておきました。
微分は文系でもやったことなので懐かしみながらやりました。とくに問題はなし。
法律・時事問題も特別な勉強は無し。
中の人いわく、AI白書を読んでいればいいそうですが、高い&分厚いため読んでいません。
イーラーニングで試験2週間前くらいに追加された問題の中に、法律、時事問題が多数入っており、
本番でも同じ問題が多数出題されました。

受験本番

ググること前提なので外付けモニタがあったほうが便利です。
私はノートPCにアナログ時計を表示し、21.5インチのモニタの右側半分に問題を表示し、
左側に検索用ブラウザを開いていました。
分からない用語が出たら、時間を見ながら、都度検索して回答をつけ、「あとでみなおし」マークもつけていました。
都度調べる、即答をぜんぶあわせて、200問回答終わったのが10分前でした。
そのあとはギリギリまで「あとでみなおし」マークを改めてググったりしましたが、結局全部見直しはできず。
あとで検索履歴を見ると、2時間で150回ほどググっていたようです。
ぐぐるときに気を付けることとして、chromeだとドラッグして右クリック→「Googleで〇〇を検索」というのがあると思うのですが、
右クリック・選択禁止になっているので、ググるときは問題文や選択肢の内容を自分で入力しないといけません。
これがまた時間のロスになる。

受験してみて

本資格は資格ビジネスとも言われているようですが、基礎知識についてひととおり学ぶという意味では決して悪いものではないと思います。
ただ、資格試験という意味ではまだまだバランス調整不足だと思いました。
#さすがに公式テキストをやっても半分どころか2,3割も取れないようなものをテキストというのはちょっとどうかと思います・・・

結果はまだわかりませんが、興味がわいたので、オライリーのゼロから作るディープラーニングの本シリーズで引き続き勉強をする予定です。
(G資格のワンランク上のE資格をもし受けることなのでになった時にも役立つらしいので。)

#G検定