Titanium mobileの第一歩
Titanium mobileとは
「初心者でも2週間でiPhoneアプリが作れちゃうTitanium Mobileがすごい件」
http://www.infiniteloop.co.jp/blog/2011/04/titanium_mobile/
が概要を理解するのに役立った。
#いわゆるギークの方のブログは、どうしても記事の書き方に経験者のフィルタがかかってしまっていて読みづらい印象がいつもあるのだけれど、
↑のブログ記事は新入社員が書いたとのことで、素人にもわかりやすく、驚きやすばらしさが単純に表現されている印象を受けてとっつきやすかった。
上記ブログ記事から、Titanium Mobileとはなんぞやという趣旨の部分を引用する。※太字強調はyamekodevが編集。
Titanium Mobileとは、Appcelerator社によるスマートフォン対応アプリケーションの開発環境です。
iPhoneやiPad、Androidを対象とした開発が可能で、ひとつのソースコードでマルチプラットフォーム展開をすることができます。
開発に使う言語はWebアプリケーション開発でおなじみのJavaScriptです。プラットフォーム別にObjective-CやJavaを覚える必要はありません。JavaScriptを使うからWebアプリケーションになるかというと、そんなことはありません。JavaScriptを使ってネイティブアプリケーションの開発ができます。具体的には、次のような処理を実装することができます。
・加速度センサや電子コンパスなどのハードウェアへアクセス
・音声や動画の再生・録画・録音
・HTTPClientによる通信
・SQLiteによるデータベース処理しかも、これだけできてオープンソースソフトウェアです。商用・非商用を問わずに無料で利用可能です。一時期、iPhoneアプリはObjective-Cで開発したものじゃないと駄目だ、という話がありましが、今は解決済みみたいです。
開発環境のOSはWindows、Mac、Linuxどれでも大丈夫です。ですがiPhoneもAndroidもSDKのインストールが必須なことから、iPhone開発をしたい場合にはMac限定になります。
開発時の注意点
ブログめぐりをしていると、下記のような注意点・問題点もあるようだった。
- Android環境での動作は難しい?
- マルチプラットフォーム対応(キリッ)といいながら、実際はAndroid環境ではなかなか動作しない
- そのため、「ひとつのソースコードでマルチプラットフォーム」という理想は結局現実的ではなく、if文で環境ごとに処理を変えたりする必要がある(?)
- 実際にはiPhoneアプリ作成のためだけに使っている人多数(?)
- Androidのシミュレータが重い。実機での動作確認のほうがはやいくらい